日本語 Compaq DECwindows Motif for OpenVMS
リリース・ノート


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付録 C
NCSA Mosaic ブラウザの使用 (VMS 5.5--2 のみ)

Compaq DECwindows Motif for OpenVMS は,インターネットでの情報検索のために NCSA (National Center for Supercomputing Applications) Mosaic V2.4 ブラウザを提供しています。

NCSA Mosaic ブラウザは,インターネットへの導入ソフトウェアとして,また World Wide Web ビューアの使用のためのサンプルとして提供されています。本リリースで提供される NCSA Mosaic ブラウザは単なるサンプルであるため,他のサンプル・ソフトウェアと同様にDECW$UTILS ディレクトリに置いてあります。

Mosaic ブラウザにより, OpenVMS ユーザはインターネットを使用したデータの検索,表示,保存,転送が可能となります。 Mosaic は,情報サーバの集合である World Wide Web 環境で機能します。

Mosaic のグラフィカル・ユーザ・インタフェースは Motif スタイル・ガイドに準拠していないため, Mosaic ブラウザは DECwindows Motif OOTB (out-of-the-box) アプリケーションと同一の外観をしていません。

以降の節では,Mosaic に関する次のような情報を説明します。

C.1 Mosaic ソフトウェアの起動

V1.2--3

DECW$UTILS ディレクトリに置かれている Mosaic ブラウザは, Compaq DECwindows Motif for OpenVMS 製品のインストレーション時にその一部としてインストールされます。

Mosaic を起動するには,ファイル・ビューの [オプション] メニューの [メニュー] を選択します。項目名の一覧に Mosaic が含まれています。たとえば [Applications] メニューなどのメニューに Mosaic を追加すると, Mosaic の起動および DECwindows Motif ホーム・ページの表示ができるようになります。メニューへの追加についての詳細は,『Using DECwindows Motif for OpenVMS』を参照してください。

注意

ネットワークへの TCP/IP 接続を行わない場合でも,サンプル DECwindows Motif ホーム・ページを表示することができます。ただし,[ヘルプ] メニューに含まれるトピックの情報にアクセスするには, Compaq TCP/IP Services for OpenVMS がインストールされている必要があります。

C.2 ホーム・ページの作成

V1.2--3

ホーム・ページを作成することにより,ユーザ自身,会社,製品などに関する情報を Internet 上で利用することができます。 HTML (Hypertext Markup Language) を使用したホーム・ページの作成については, [ヘルプ] メニューの [HTML について] トピックをクリックします。「A Beginner's Guide to HTML」が表示され,マークアップ・タグ,サンプル,フォーマッティング,リンクの作成,トラブルシューティングなどについての情報を提供します。 [ヘルプ] メニューのトピックにアクセスできるのは,システムが TCP/IP Services for OpenVMS を使用して TCP/IP ネットワークに接続している場合にかぎられていることに注意してください。

HTML ソースの例は, DECwindows Motif のサンプル・ホーム・ページを参照してください。 HTML ソースを見るには, [File] メニューの [View Source...] をクリックします。

C.3 マルチメディア・ファイルを処理するための Mosaic の構成

V1.2--4

Compaq DECwindows Motif for OpenVMS に含まれる Mosaci ブラウザは,次のタイプのファイルの識別および処理をサポートします。

Mosaic 使用時に上記のタイプのファイルへのハイパーリンク (アンカー) が存在している場合, Mosaic は外部プログラムを起動してそのイメージの表示あるいは音声の出力を行います。 Mosaic が適切な外部ビューアを識別できない場合は, Mosaic の外部で必要とされるデータ・ファイルを格納するファイル名を入力するようユーザに問い合わせます。

Mosaic は次の手順に従って,どのような外部ビューアがイメージの表示あるいは音声の出力を行うかを識別します。

  1. ファイル・タイプあるいはドキュメント・サーバによって指定された方法に従って,入力ファイルの MIME タイプを識別します。
    ファイル・タイプを使用して外部ビューアを識別している場合は, Mosaic は組み込まれている省略時の一覧あるいはユーザによって構成可能なタイプ・マップ・ファイルのいずれかを使用します。
  2. 組み込まれている省略時の一覧,あるいはユーザによって構成された DECW$UTILS:XMOSAIC-SETUP.COM ファイルに指定された設定のいずれかに従って,入力ファイルの MIME ファイル・タイプを外部ビューアに対応させます。

たとえば,GIF ファイルは xv ビューアにマップされています。 xv ビューアは, DECwindows Motif では提供されないシェアウェア・ソフトウェアです。ただし,xv ビューアは,次の URL から OpenVMS のフリーウェアとして入手可能です。


   http://www.openvms.compaq.com/openvms/internetnetworks.html 

xv マッピングは, DECW$UTILS:XMOSAIC-SETUP.COM ファイルの中で次のように定義されています。


        $ XV   :== $DECW$EXAMPLES:PICT.EXE 

GIF ファイルを表示するために,実行可能な PICT.EXE も使用されます。ただし,PICT.EXE は JPEG ファイルの表示には使用することができないことに注意してください。

その他,次のようなマッピングも含まれています。

イメージ・タイプ 表示/音声論理名
audio/* -> showaudio
image/xwd -> xwud
image/x-xwd -> xwud
image/x-xwindowdump -> xwud
image/* -> xv

上記リストのうち,アスタリスク (*) が続くマッピングは,ネイティブな HDF/netCDF サポートを含む Mosaic のいくつかのバージョン (たとえば,V2.4) で使用可能です。

DECW$UTILS:XMOSAIC-SETUP.COM ファイルに設定されている外部ビューアの付加的な例には,次の定義を含めることができます。


  $ APLAY         :== mcr decsound -volume 70 -speaker -play 
  $ SHOWAUDIO     :== mcr decsound -volume 70 -speaker -play 
  $ XWUD          :== $decw$utils:xwud.exe 

C.4 Mosaic ブラウザのカスタマイズ

V1.2--4

DECW$USER_DEFAULTS:MOSAIC.DAT ファイルの NCSA Mosaic X リソースを設定することにより, Mosaic ブラウザをカスタマイズすることができます。

X 用の Mosaic のクラス名は Mosaic です。以降に続く情報は, X リソースの名前および説明を示します。クラス名およびリソース名は,リソース名の最初の文字が大文字であることを除き,同一です。

次のリソースがリストされています。

機能リソース

表 C-1 に,機能リソースおよびその説明を示しています。

表 C-1 機能リソース
リソース 説明
annotationsOnTop: ブール True の場合,インライン・ドキュメントのハイパーリンクをドキュメントの前に表示します。 False の場合,後に表示します。省略時の設定は False です。
autoPlaceWindows: ブール False の場合,新しいドキュメント・ビュー・ウィンドウはプログラム自身によって自動的にその位置を決定されません。ウィンドウ・マネージャがその位置を決定します。省略時の設定は True です。
catchPriorAndNext: ブール Prior および Next キー (ほとんどのキーボードの場合の Page Up および Page Down キー) の使用が明示的にドキュメント・ビュー・ウィンドウで処理されて縦スクロールバーに渡されるか,通常の Motif のスクロール・ウィンドウ手法が自動的に使用されるかを制御します。省略時の設定は False です。

ご使用の環境で Page Up および Page Down キーのシーケンスが正しく動作しない場合は,このリソースを True に設定します。ホット・キーの情報を参照してください。

confirmDeleteAnnotation: ブール 確認ダイアログ・ボックスを使用して削除を確認します。省略時の設定は True です。
confirmExit: ブール [Exit Program] メニュー・オプションが選択された場合に, NCSA Mosaic ブラウザがダイアログ・ボックスをポップ・アップしてプログラムからの終了を確認するかどうかを決定します。省略時の設定は True です。
defaultAuthorName: 文字列 ユーザのフル・ネーム (たとえば,John Q. Public) を識別します。通常,ユーザのフル・ネームはシステム・パスワード・ファイルに保存され, Mosaic はこのリソースが NULL である場合,そのファイルからフル・ネームを検索します。そうでない場合は,このリソースの値が使用されます。省略時の設定は NULL です。
defaultHeight: 整数 ドキュメント・ビュー・ウィンドウの省略時の高さをピクセル単位で指定します。省略時の設定は 680 です。
defaultHotlistFile: 文字列 省略時のホット・リスト (ブックマークのリスト) を保存するファイル名前を指定します。省略時の設定は ".mosaic-hotlist-default" です。環境変数 $HOME の値が,この文字列の先頭に追加されます。
defaultWidth: 整数 ドキュメント・ビュー・ウィンドウの省略時の幅をピクセル単位で指定します。省略時の設定は 620 です。
delayImageLoads: ブール ネットワーク接続の遅いユーザ用に,イメージの遅延ロードを指定します。 True に設定されている場合, Mosaic はインライン・イメージとして小さなアイコンを表示し,ハイパーリンクとして動作するインライン・イメージとして矢印アイコンを表示します。アイコンをクリックすると,Mosaic はインライン・イメージをロードします。矢印をクリックすると,対応するハイパーリンクに進みます。

Mosaic [Options] メニューの [Load Images in Current] を選択すると,現在のドキュメント内のすべてのインライン・イメージをロードして表示します。イメージの遅延ロードは,Mosaic の [Opetions] メニューの -dil command-line フラグを使用するか,あるいはウィンドウ毎に選択することができます。省略時の設定は False です。

displayURLsNotTitles: ブール True に設定されている場合,ドキュメント・タイトルを表示する際に常に URL を表示します。省略時の設定は False です。
DocsDirectory: 文字列 Help ドキュメントの位置を無効にします。省略時の設定は NULL です。
documentsMenuSpecfile: 文字列 Mosaic のメニュー・バーに独自の [Document] メニューの追加を可能とするオプションである "Documents Menu Specfile" を保持するファイル名を指定します。詳細は,構成可能な [Documents] メニューの作成についてのドキュメントを参照してください。省略時の設定は,"/usr/local/lib/mosaic/documents.menu" です。
fancySelections: ブール False に設定されている場合, HTML ウィジェットで有効となっている選択法 (下線付きのヘッダ,黒丸付きの箇条書きなど) による,ドキュメント・ビュー・ウィンドウでのカット・アンド・ペーストを行います。 False に設定されている場合,通常の選択法を使用します。選択は,ウィンドウ毎に任意のタイミングで可能であることに注意してください。省略時の設定は False です。
fullHostname: 文字列 gethostbyname() の呼び出しに失敗するシステムに対して,完全なホスト名指定を明示的に設定できるようにします。必要な場合にかぎり, gethostbynameIsEvil とともに fullHostname リソースを使用してください。
gethostbynameIsEvil: ブール システムを Sun 設定で稼動しており,システムが gethostbyname() を使用して独自の完全なホスト名を見つけようとする際にシステムがコアダンプする場合は,True に設定します。省略時の設定は False です。
globalExtensionMap: 文字列 システム全体で有効な拡張マップ構成ファイルの位置をユーザ独自のものに設定します。省略時の設定は,"/usr/local/lib/mosaic/mime.types" です。
globalHistoryFile: 文字列 セッション毎にアクセスしたすべてのドキュメントのグローバルな履歴を保存するためのファイル名を指定します。環境変数 $HOME の値が,この文字列の先頭に追加されます。
globalTypeMap: 文字列 システム全体で有効なメールキャップ・ファイル (タイプ・マップ構成ファイル)の位置をユーザ独自の場所に指定します。省略時の設定は,"/usr/local/lib/mosaic/mailcap" です。
gunzipCommand: 文字列 gzip ファイル (ファイル・タイプが .z であるファイル) の解凍用のコマンドを指定します。 prep.ai.mit.edu の /pub/gnu から gunzip を入手することができます。省略時の設定は gunzip -n -f であり,gzip V1.2.4 を必要とします。
hdfMaxImageDimension: 整数 HDF インライン・イメージの最大高あるいは最大幅のいずれか,あるいはその両方をピクセル単位で指定します。省略時の設定は 400 です。
hdfMaxDisplayedDatasets: 整数 HDF ファイルをブラウズする際に表示されるデータ・セットの最大数を指定します。 HDF ファイルに最大数以上のものが存在している場合, Mosaic は HDF ファイルを概要モードで表示します。省略時の設定は 15 です。
hdfMaxDisplayedAttributes: 整数 HDF ファイルをブラウズする際に表示される属性の最大数を指定します。 HDF ファイルに最大数以上のものが存在している場合, Mosaic は HDF ファイルを概要モードで表示します。省略時の設定は 10 です。
hdfPowerUser: ブール HDF ファイル内のサポートされるほとんどのテキストを削除する場合は, True に設定します。省略時の設定は False です。
homeDocument: 文字列 プログラム起動時にアクセスするドキュメントを指定します。ホーム・ドキュメントの指定についての情報を参照してください。省略時の設定は, http://www.ncsa.uiuc.edu/SDG/Software/Mosaic/NCSAMosaicHome.html です。
imageCacheSize: 整数 インライン・イメージのキャッシュ・サイズをキロバイト単位で指定します。 -ics command-line フラグを使用することもできます。指定されたドキュメント内のすべてのイメージは, imageCacheSize 値に関わらず,そのページを参照しているかぎり (一時的に)キャッシュに書き込まれます。キャッシュには,最も最近に表示されたイメージが書き込まれます。省略時の設定は 2048 です。
initialWindowIconic: ブール (プログラム起動時に) 最初にオープンされるドキュメント・ビュー・ウィンドウをアイコン表示する場合は,True に設定します。省略時の設定は False です。
maxWaisResponses: 整数 WAIS サーバからの Mosaic アクセスの最大数を制御します。省略時の設定は 200 です。
personalAnnotationDirectory: 文字列 (すでに存在しているすべての個人的な注釈のログ・ファイル同様) 個人的な注釈を保存するためのディレクトリ名を指定します。指定されたディレクトリが存在しない場合は,作成されます。ただし,中間ディレクトリを指定した場合,その中間ディレクトリは作成されません。省略時の設定は,.mosaic-personal-annotations です。環境変数 $HOME の値が,この文字列の先頭に追加されます。
personalExtensionMap: 文字列 個人的な拡張マップ構成ファイルの位置をユーザ独自のものに指定します。環境変数 $HOME の値が,この文字列の先頭に追加されます。省略時の設定は .mime.types です。
personalTypeMap: 文字列 個人的なメールキャップ・ファイルの位置をユーザ独自のものに指定します。環境変数 $HOME の値が,この文字列の先頭に追加されます。省略時の設定は .mailcap です。
printCommand: 文字列 [Print] メニュー・オプションの省略時のコマンド名を指定します。このコマンドは,印刷するファイル名である単一の引数を受け付けます。プリント・オプションのダイアログ・ボックスを使用して,いつでもこの位置を変更することができることに注意してください。省略時の設定は lpr です。
recordCommandLocation: 文字列 (Sun,SGI,HP プラットフォームで) 音声注釈を記録するために使用するコマンドの位置 (フル・パス名) を指定します。 Mosaic が起動された際に指定したコマンドがない場合,音声注釈は無効 (メニュー・エントリが無効) となります。省略時の設定は, SGI の場合 "/usr/sbin/recordaiff", Sun の場合 "/usr/demo/SOUND/record", HP の場合 "/usr/audio/bin/srecorder" です。
recordCommand: 文字列 音声注釈を記録するために使用するコマンドを指定します。これは,recordCommandLocation で指定されたコマンドを最初の語として使用する完全なコマンドです。省略時の設定は, SGI の場合 "recordaiff -n 1 -s 8 -r 8000", Sun の場合 "record", HP の場合 "srecorder -au" です。この指定されたコマンドは,新しい音声ファイル名である単一の付加的な引数を受け付けます。 SIGINT が送信された場合,このコマンドは正しく録音を停止します。
reloadReloadsImages: ブール True に設定されている場合,ドキュメントを再ロードする前に,現在のドキュメント用に Reload オプションでキャッシュに書き込まれているイメージをクリアします。そのため,イメージを再ロードするようにします。これは,Mosaic を使用して自分達の作業を表示している HTML 作成者に有用です。省略時の設定は False です。
sendmailCommand: 文字列 sendmail バイナリに対するポインタを指定します。これは,このプログラムが,メッセージを送信すべきアドレスを指定するコマンド行の引数を受け付け, stdin からのその他のヘッダおよびメッセージ・テキストを受け付けることを想定しています。省略時の設定は, "/usr/lib/sendmail" です。
simpleInterface: ブール Mosaic のメニュー・バーおよび底部ボタン構成を最小化するようにします。省略時の設定は False です。
tmpDirectory: 文字列 Mosaic で作成される一時ファイルを保存するディレクトリ名を指定します。非常に大きなデータ・ファイルにアクセスする場合は,このディレクトリは少なくとも 10 MB あるいは 20 MB のファイルを格納することができなければなりません。このリソースの設定は, command-line フラグを使用すること,あるいは環境変数 TMPDIR を設定することでも可能です。
trackFullURLs: ブール False に設定されている場合,プロトタイプ作成時にフォーマット定義を含むマウスの操作によるリンク先の情報を表示するようにします。省略時の設定は True です。
trackPointerMotion: ブール False に設定されている場合,マウス・ポインタがトレースされず, URL が下部のステータス行に表示されるようにします。省略時の設定は True です。
trackVisitedAnchors: ブール True に設定されている場合,すでにアクセスしたアンカー (以前に表示したことがあるドキュメントをポイントしているアンカー) を,まだアクセスしていないアンカーとは異なるスタイルで表示します。遅いシステムでは,このリソースを False に変更することで, Mosaic の性能を向上させることができます。省略時の設定は True です。
tweakGopherTypes: ブール False に設定されている場合, Mosaic は Gopher ドキュメントを Gopher タイピング・システムにより厳密に解釈します。 True に設定されている場合, Mosaic は独自のメカニズムを使用して Gopher ドキュメントのファイル・タイプを決定します。省略時の設定は True です。
twirlIncrement: 整数 通常 (FTP,Gopher,HTTP) の転送時に,転送中であることを示すアイコンの回転に応じて転送される最小バイト数を指定します。省略時の設定は 4096 です。
twirlingTransferIcon: ブール False に設定されている場合,ドキュメント転送時の NCSA ロゴの回転を行いません。アイコンをクリックした場合は,転送を中断します。省略時の設定は True です。
uncompressCommand: 文字列 圧縮ファイル (ファイル・タイプ .Z のファイル) を解凍するコマンドを指定します。省略時の設定は uncompress です。
useDefaultExtensionMap: ブール False に設定されている場合, Mosaic の省略時の任意の file-extension-to-MIME-type マッピングを保持します。このリソース設定を True に保持し,必要に応じて省略時の設定を無効とすることを推奨します。省略時の設定は True です。
useDefaultTypeMap: ブール False に設定されている場合, Mosaic の省略時の任意の MIME-type-to-external-viewer マッピングを保持します。このリソース設定を True に保持し,必要に応じて省略時の設定を無効とすることを推奨します。省略時の設定は True です。
useGlobalHistory: ブール True に設定されている場合,ユーザがアクセスしたすべてのグローバル履歴を自動的に保存します。この履歴は, trackVisitedAnchors リソースが True に設定されている場合,アンカーに対応したドキュメントにアクセスしているかどうかに応じてそのアンカーの影を異なる色で表示するために使用されます。省略時の設定は True です。
xtermCommand: 文字列 telnet セッション用に端末ウィンドウを起動するために使用されるコマンド名を指定します。ほとんどのプラットフォームでは,省略時の設定は xterm です。 IBM AIX 3.x システムの場合,省略時の設定は aixterm -v です。


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