日本語Compaq DECprint Supervisor (DCPS) for OpenVMS
リリース・ノート


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第 11 章
日本語 DCPS バージョン 1.7 の情報

この章では,日本語 DCPS V1.7 で変更された点について説明します。いくつかの変更点については,本書の別の箇所でも詳細に説明しています。

日本語 DCPS V1.7 は英語版 DCPS V1.7-1 をもとに作成されています。日本語 DCPS V1.6 以降に変更された英語版の情報については, 第 12 章第 13 章第 14 章 を参照してください。

11.1 日本語 DCPS バージョン 1.7 の変更点

この節では,日本語 DCPS V1.7 で変更された点について説明します。いくつかの変更点については,本書の別の箇所でも詳細に説明しています。

11.1.1 サポートされる OpenVMS システム

現在,日本語 Compaq DECprint Supervisor for OpenVMS は,日本語 OpenVMS Alpha V6.2,V7.1,V7.2,V7.2-1 が稼動しているシステム,および日本語 OpenVMS VAX V5.5-2,V6.2,V7.1,V7.2 が稼動しているシステムでサポートされます。

11.1.2 新しいプリンタのサポート

日本語 DCPS V1.7 では,次のプリンタのサポートが追加されました。

RICOH IPSiO NX900
OKI MICROLINE 701N3
OKI MICROLINE 703N3
ESPER-LASER LP-9200PS3
ESPER-LASER LP-8400PS3
FUJI XEROX Laser Press 4410

詳細については,本リリース・ノートの 第 5 章 を参照してください。

11.1.3 RICOH IPSiO NX900 でのホチキス止めのサポート

日本語 DCPS V1.7 では,RICOH IPSiO NX900 のオプション機能であるホチキス止めのサポートが追加されました。 DCPS からホチキス止めのオプション機能を使用することについての詳細は, 第 6 章 を参照してください。

11.2 日本語 DCPS バージョン 1.7 で解決された問題

11.2.1 LN32 メールボックス選択によるエラーの発生

Compaq Laser Printer LN32 にシフト排紙が設定されていた場合,メールボックスを出力トレイに選択すると次のようなエラーが発生して,プリント・ジョブが異常終了していました。


%DCPS-E-OUTTRAYNOTAVL, No MAILBOX_n tray is installed on printer_name

ここで,n は選択されたメールボックス・トレイの番号であり, printer_name はプリンタ名です。

現在,プリンタのシフト排紙設定に関わらず,DCPS ジョブは任意のメールボックスに送ることができます。

11.2.2 用紙サイズ FOLIO の選択によるエラーの発生

DCPS V1.6 から,用紙サイズ FOLIO を選択すると次のようなエラー・メッセージのいずれかが表示されてジョブが異常終了していました。


%DCPS-E-PARSYNERR, Syntax error in the /PARAMETERS qualifier at or near PAGE_SIZE=FOLIO 
%DCPS-E-PARSYNERR, Syntax error in the /PARAMETERS qualifier at or near SHEET_SIZE=FOLIO 

現在,この問題は解決されています。

11.2.3 BADPARAMS エラーによる TCP/IP ジョブの終了

特定の状況下で,特にビジー状態あるいは遅いネットワーク上で, TCP/IP 経由で印刷されているジョブが終了して,そのキューが停止し,次のようなメッセージが OPCOM に通知されていました。


    %%%%%%%%%%%  OPCOM  25-FEB-1998 17:09:53.38  %%%%%%%%%%% 
    Message from user SYSTEM on HUMANE 
    Queue LN32_LAB: %DCPS-F-BADPARAM, bad parameter value 

11.2.4 VFC ファイルの印刷によるアクセス・バイオレーションの発生

DCPS V1.6 から,VFC ファイルを印刷している場合に,次のような OPCOM メッセージを表示して,DCPS プリント・シンビオントが異常終了することがありました。


 
    %%%%%%%%%%%  OPCOM   7-JAN-1999 14:47:04.60  %%%%%%%%%%% 
    Message from user SYSTEM on FUNYET 
    Process SYMBIONT_90: Message number 0800800C 
    Message number 20000000 
    -TSU 
    -NONAME 
    -TSU 
 
    %%%%%%%%%%%  OPCOM   7-JAN-1999 14:47:05.46  %%%%%%%%%%% 
    Message from user QUEUE_MANAGE on FUNYET 
    %QMAN-E-SYMDEL, unexpected symbiont process termination 
 
    %%%%%%%%%%%  OPCOM   7-JAN-1999 14:47:05.47  %%%%%%%%%%% 
    Message from user QUEUE_MANAGE on FUNYET 
    -NONAME-F-NOMSG, Message number 0800800C 
 


第 12 章
DCPS バージョン 1.7-1 の情報

この節では,DCPS V1.7-1 で変更された点について説明します。いくつかの変更点については,本書の別の箇所でも詳細に説明しています。

12.1 DCPS バージョン 1.7-1 の変更点

12.1.1 新しいプリンタのサポート

DCPS V1.7-1 では,次のプリンタのサポートが追加されました。

Compaq Laser Printer LNC02
Compaq Laser Printer LNM40

Compaq Laser Printer LNC02 は DIGITAL Laser Printer LNC02 と同じものです。 DCPS ドキュメントで DIGITAL Laser Printer LNC02 につての記述は, Compaq Laser Printer LNC02 にも適用されます。

詳細については,本リリース・ノートの 第 5 章 を参照してください。

12.1.2 LN32 および LNM40 でのホチキス止めのサポート

DCPS V1.7-1 では,Compaq Laser Printer LN32 および LNM40 のオプション機能であるホチキス止めのサポートが追加されました。 DCPS からホチキス止めのオプション機能を使用することについての詳細は, 第 6 章 を参照してください。

12.1.3 Process Software の TCPware for OpenVMS Software のサポート

DCPS は IP 接続について, DIGITAL TCP/IP Services および Process Software の MultiNet ソフトウェアだけでなく,Process Software の TCPware の使用もサポートするようになりました。 TCPware の V5.3 以降がサポートされます。

12.2 DCPS バージョン 1.7-1 で解決された問題

DCPS V1.7-1 では,次の問題が解決されました。

12.2.1 LN32 メールボックス選択によるエラーの発生

Compaq Laser Printer LN32 にシフト排紙が設定されていた場合,メールボックスを出力トレイに選択すると次のようなエラーが発生して,プリント・ジョブが異常終了していました。


%DCPS-E-OUTTRAYNOTAVL, No MAILBOX_n tray is installed on printer_name

ここで,n は選択されたメールボックス・トレイの番号であり, printer_name はプリンタ名です。

現在,プリンタのシフト排紙設定に関わらず,DCPS ジョブは任意のメールボックスに送ることができます。

12.2.2 用紙サイズ FOLIO の選択によるエラーの発生

DCPS V1.6 から,用紙サイズ FOLIO を選択すると次のようなエラー・メッセージのいずれかが表示されてジョブが異常終了していました。


%DCPS-E-PARSYNERR, Syntax error in the /PARAMETERS qualifier at or near PAGE_SIZE=FOLIO 
%DCPS-E-PARSYNERR, Syntax error in the /PARAMETERS qualifier at or near SHEET_SIZE=FOLIO 

現在,この問題は解決されています。


第 13 章
DCPS バージョン 1.7 の情報

この節では,DCPS V1.7 で変更された点について説明します。いくつかの変更点については,本書の別の箇所でも詳細に説明しています。

13.1 DCPS バージョン 1.7 の変更点

13.1.1 OpenVMS V7.2 および Extended File Specifications のサポート

OpenVMS Alpha V7.2 あるいは OpenVMS VAX V7.2 が稼動しているシステムは, DCPS でサポートされています。 DCPS V1.7 は,ODS-5 ボリュームおよび深いディレクトリ構造を含む Extended File Specifications を使用したシステムをサポートします。

ODS-5 ボリューム上の任意のディレクトリ内の任意のファイルをプリンタに出力することができます。ファイル名は,ファイル・セパレータ・ページおよび LIST トランスレータを使用した出力で切り捨てられる場合があります。ファイル名が切り捨てられた場合は,省略記号 (...) によって示されます。

13.1.2 新しいプリンタのサポート

詳細は,本リリース・ノートの 第 5 章 を参照してください。

13.1.3 BADPARAMS エラーによる TCP/IP ジョブの終了

特定の状況下で,TCP/IP 経由で出力されているジョブが終了して,そのキューが停止し,次のようなメッセージが OPCOM に通知されていました。


    %%%%%%%%%%%  OPCOM  25-FEB-1998 17:09:53.38  %%%%%%%%%%% 
    Message from user SYSTEM on HUMANE 
    Queue LN32_LAB: %DCPS-F-BADPARAM, bad parameter value 

いくつかの状況下でのこの問題を解決するための変更が, DCPS V1.6-1 で行われました。 DCPS V1.7 では, DCPS がプリンタとネットワーク接続しようとしている場合のこの問題を解決するための変更が追加されました。


第 14 章
DCPS バージョン 1.6-1 の情報

この節では,DCPS V1.6-1 で変更された点について説明します。いくつかの変更点については,本書の別の箇所でも詳細に説明しています。

14.1 DCPS バージョン 1.6-1 の変更点

14.1.1 ANSI トランスレータへの ISO Latin-9 文字セットの追加

DCPS ANSI トランスレータに ISO Latin-9 (ISO 8859-15) 文字セットのサポートが追加されました。この文字列には Euro 通貨記号が含まれています。

Euro 通貨記号を印刷する 1 つの方法は,次の ANSI エスケープ・シーケンスを ANSI ファイルに含めることです。


        <ESC>.b        ISO Latin-9 文字セットの選択 
        <ESC>n$        Euro 通貨記号の印刷 

ISO Latin-9 文字セットを追加するために, DCPS ANSI トランスレータがアップデートされました。 DCPS の以前のバージョンから V1.6-1 あるいはそれ以上にアップグレードし, ISO Latin-9 文字セットから文字を印刷する場合, DCPS のアップグレード後にプリンタの電源を一度落としてから再度投入する必要があります。これは,一度だけ行う必要があります。

14.1.2 新しいプリンタのサポート

DCPS V1.6-1 では,Compaq Laser Printer LN16 のサポートが追加されました。

詳細は,本リリース・ノートの 第 5 章 を参照してください。

14.2 DCPS バージョン 1.6-1 で解決された問題

DCPS V1.6-1 では,次の問題が解決されました。

14.2.1 BADPARAMS エラーによる TCP/IP ジョブの終了

特定の状況下で,特にビジー状態あるいは遅いネットワーク上で, TCP/IP 経由で印刷されているジョブが終了して,そのキューが停止し,次のようなメッセージが OPCOM に通知されていました。


    %%%%%%%%%%%  OPCOM  25-FEB-1998 17:09:53.38  %%%%%%%%%%% 
    Message from user SYSTEM on HUMANE 
    Queue LN32_LAB: %DCPS-F-BADPARAM, bad parameter value 

14.2.2 VFC ファイルの印刷によるアクセス・バイオレーションの発生

DCPS V1.6 から,VFC ファイルを印刷している場合に,次のような OPCOM メッセージを表示して,DCPS プリント・シンビオントが異常終了することがありました。


 
    %%%%%%%%%%%  OPCOM   7-JAN-1999 14:47:04.60  %%%%%%%%%%% 
    Message from user SYSTEM on FUNYET 
    Process SYMBIONT_90: Message number 0800800C 
    Message number 20000000 
    -TSU 
    -NONAME 
    -TSU 
 
    %%%%%%%%%%%  OPCOM   7-JAN-1999 14:47:05.46  %%%%%%%%%%% 
    Message from user QUEUE_MANAGE on FUNYET 
    %QMAN-E-SYMDEL, unexpected symbiont process termination 
 
    %%%%%%%%%%%  OPCOM   7-JAN-1999 14:47:05.47  %%%%%%%%%%% 
    Message from user QUEUE_MANAGE on FUNYET 
    -NONAME-F-NOMSG, Message number 0800800C 
 


第 15 章
DCPS バージョン 1.6 の情報

15.1 DCPS バージョン 1.6 の変更点

この節では,DCPS V1.6 で変更された点について説明します。いくつかの変更点については,本書の別の箇所でも詳細に説明しています。

15.1.1 サポートされる OpenVMS システム

現在,日本語 Compaq DECprint Supervisor for OpenVMS は,日本語 OpenVMS Alpha V6.2,V7.1,V7.2 が稼動しているシステム,および日本語 OpenVMS VAX V5.5-2,V6.2,V7.1,V7.2 が稼動しているシステムでサポートされます。

15.1.2 新しいプリンタのサポート

DCPS V1.6 では,次のプリンタのサポートが追加されました。

DIGITAL Laser Printer LNC02
DIGITAL Laser Printer LN15+
OKI MICROLINE 900PSIII LT
OKI MICROLINE 900PSIII
RICOH IPSiO NX700
RICOH IPSiO NX1100

詳細については,本リリース・ノートの 第 5 章 を参照してください。

15.1.3 raw TCP/IP のサポート

日本語 DCPS V1.6 から raw TCP/IP 接続がサポートされるようになりました。詳細は 第 19.3.1 項 を参照してください。

15.1.4 ALL-IN-1 互換キットの廃止

日本語 DCPS V1.6 から ALL-IN-1 互換キットが廃止されました。

15.1.5 新しい用紙サイズ

DCPS は次の表に示す新しい用紙サイズをサポートするようになりました。任意のプリンタの場合は論理 PAGE_SIZE 値に, LNC02 プリンタの場合は物理 SHEET_SIZE 値に,次の 3 つのサイズを指定することができます。

サイズ名 サイズ (mm) サイズ (インチ)
FOOLSCAP 203 x 330 8.0 x 13.0
SPFOLIO 216 x 315 8.5 x 12.4
UKQUARTO 203 x 254 8.0 x 10.0

15.1.6 用紙サイズの廃止

OKI MICROLINE シリーズでの Executive 用紙サイズのサポートが廃止されました。

15.2 DCPS バージョン 1.6 で解決された問題

DCPS V1.6 では,次の問題が解決されました。

15.2.1 LN40 でのすべてのページのオフセット出力

DIGITAL Laser Printer LN40 プリンタのコンソールでオフセット・スタックを有効にしていた場合, DCPS ジョブはすべてのページを前のページとは異なる位置にシフト出力していました。この問題は解決されましたが,次の制限があります。

上記の制限を回避するには, PRINT コマンドに SHEET_COUNT パラメータではなく, /COPIES あるいは /JOB_COUNT 修飾子を指定するようにします。また,PC 上で作成した文書の場合は, 1 以外のコピー部数を指定しないようにしてください。

15.2.2 CPU 時間を過度に消費する VFC ファイル

DCPS V1.1 以降, VFC 形式のファイルを印刷する場合,同様の非 VFC ファイルを印刷するよりも非常に多くの CPU 時間を消費していました。現在,VFC ファイルの印刷性能が向上されたため, VFC ファイルの印刷にかかる時間は非 VFC ファイルの印刷と同程度となりました。

15.2.3 間違ったディレクトリにインストールされるレイアップ・ファイル

DCPS が稼動していないシステムに DCPS をインストールする場合, DCPS レイアップ・ファイルを置く場所についての問い合わせがあります。省略時の位置以外の場所を選択した場合, DCPS はレイアップ論理名 DCPS$LAYUP を指定された位置に定義しましたが,レイアップ・ファイルは省略時の位置に置かれていました。現在,DCPS は指定された場所を検証した後,指定された場所にレイアップ・ファイルをインストールします。

15.2.4 LN20 での 13x19 用紙トレイの選択不可

DIGITAL Laser Printer LN20 の 13x19 (Universal) 用紙に印刷する場合, INPUT_TRAY パラメータを指定するとジョブが停止していました。 INPUT_TRAY パラメータを指定しないで, PAPER_SIZE パラメータを指定すると正しく印刷されていました。

たとえば,次のコマンドを実行した場合,次のようなエラー・メッセージが表示されました。


$ PRINT /PARAMETERS=INPUT_TRAY=MULTIPURPOSE MY-RESUME.PS 


%DCPS-F-UNKPAPSIZE, Unknown papersize in selected tray, cannot print job 
-DCPS-I-JOB_ID, for job MY-RESUME (queue SYS$PRINT, entry 27) on LN20 

また,次のコマンドを実行した場合,次のようなエラー・メッセージが表示されました。


$ PRINT /PARAMETERS=(INPUT_TRAY=MULTIPURPOSE,PAGE_SIZE=13X19) MY-RESUME.PS 


%DCPS-E-SIZNOTRAY, 13x19 size medium is not in the multipurpose tray in LN20. 
-DCPS-I-JOB_ID, for job MY-RESUME (queue SYS$PRINT, entry 29) on LN20 
%DCPS-E-FLUSHING, Rest of Job (to EOJ) will be ignored 

15.2.5 内部エラーによるシンビオントの中断

特定の条件下 (特に現在印刷中のジョブをユーザが削除した場合など) では, DCPS シンビオントが停止していました。この場合の OPCOM メッセージは次のようなものでした。


%%%%%%%%%%%  OPCOM  22-JAN-1997 15:02:28.11  %%%%%%%%%%% 
Message from user SYSTEM on ZIPPY 
Process SYMBIONT_21: %DCPS-F-INTERNAL_ERROR, Internal error detected 
at line 427 of file DCPS$:[BUILD.V13]DP_STMGT.C;1, 
Invalid state change, cannot continue 


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