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各ジョブについてセパレータ・ページを有効とすることもできますし,プリント・ ジョブ内の各ファイルについてセパレータ・ページを有効とすることもできます。 以降の各節でその方法を説明します。
システム管理者はDCPS$STARTUP.COMファイルを編集することでジョブ・セパレータ・ ページを有効あるいは無効とすることができます。一般ユーザはこの設定を無効とすることはできません。
次に示すように,DCPS$STARTUP.COM内の実行キュー・エントリのパラメータ5 に/SEPARATE修飾子を入力します。
@sys$startup:dcps$execution_queue -
DCPS_TTB4 - ! P1 - Execution queue name
"SERIAL/TTB4" - ! P2 - Device name
DCPS_LIB - ! P3 - Logical name for /LIBRARY
"" - ! P4 - Default queue parameters
"/SEPARATE=(BURST,NOFLAG,TRAILER)"
! P5 - Default queue qualifiers
注意:
$ SET QUEUE/SEPARATE=(BURST,NOFLAG,TRAILER) queuename
28-OCT-1999 11:03 %DCPS-I-TRAYSUBST, Output will be delivered to the only tray on printer-name
28-OCT-1999 11:03 %DCPS-W-INVACC, invalidaccess: Attempt to access restricted object or capability - offending command is getプリント・ジョブに対してPRINTコマンドに/NOTIFYを指定した場合には, これらのメッセージはユーザのターミナルにも表示されます。
次のメッセージはジョブ・トレーラ・ページには印刷されません。
/SEPARATE=TRAILER が指定されていない場合であっても,
ジョブにエラーが発生した場合,通常DCPSはジョブ・トレーラ・ページを出力します。
高価なメディアに出力している場合,特に通知されるエラーが重要でない場合などは,
この動作は望ましくないことがあります。
ジョブにエラーが発生した場合でもDCPSがジョブ・トレーラ・ページを出力することを禁止するには, システム全体で有効な次の論理名を定義してください。
$ DEFINE/SYSTEM/EXECUTIVE DCPS$queuename_SUPPRESS_JOBTRAILER 1
DCPS-Plusライセンスをインストールしている場合,ジョブ・フラグ・ページおよびジョブ・ バースト・ページに特殊な給紙トレイを指定することができます。 次のコマンドを使用して,論理名を定義してください。
$ DEFINE/SYSTEM/EXECUTIVE DCPS$queuename_SEPARATOR_TRAY nこのコマンドで,queuenameは実行キュー名で,nはPostScript の給紙トレイ番号です。トレイ番号はプリンタ・モデル固有の番号であり, プリンタのオーナーズ・マニュアルに記載されています。
省略時のファイル・セパレータ・ページを有効にするには,次のように設定します。
次の例では,ジョブ内の各ファイルの先頭にフラグ・ページが印刷され, 最後にトレーラ・ ページが印刷されます。
$ PRINT/FLAG=ALL/TRAILER=ALL FILE1.PS,FILE2.PS,FILE3.PS
$ DEFINE/SYSTEM/EXECUTIVE PSM$ANNOUNCE "Computer Services Group"この例では,論理名PSM$ANNOUNCEが現在"Computer Services Group"と定義されていることを示しています。
ファイル・エラー・ページには次の情報が印刷されます。