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System Generationユーティリティ(SYSGEN)は,使用するハードウェアとソフトウェアに合わせてシステムを調整するシステム管理ツールです。 次のように, オペレーティング・システムのさまざまな部分をSYSGENコマンドで処理できます。
付録 KのSYSGENデバイス・ テーブルは,SYSGEN が自動的に設定するすべてのコンパックのデバイス属性を示しています。
デバイスとデバイス・ドライバについての詳しい説明は『OpenVMS VAX Device Support Manual』 (このマニュアルは,アップデートされていませんが,OpenVMS Documentation CD-ROM にPostScript形式とDECW$BOOK (ブックリーダ) 形式のものが置かれています。製本体のものは別途購入できます。) を参照してください。
ブート時にSYSBOOT機能を呼び出す際,いくつかのSYSGENコマンドを使用することができます。 プロセッサについてはそのインストール・マニュアルを, 詳細については『OpenVMSシステム管理者マニュアル』を参照してください。
通常,整数,キーワード,ファイル指定のいずれかを値として指定します。SYSGEN のDISABLE CHECKSコマンドを指定しないかぎり,整数値は,最小値以上, 最大値以下でなければなりません。
16進基数や8進基数を指定できる修飾子やパラメータもあり,ASCII文字列を指定できるものもあります。8 進値を指定する場合は%0,16進値を指定する場合は%X を値の前に付けます。ASCII文字を指定する場合,文字列を二重引用符(" ")で囲みます。
付録 Jにシステム・パラメータのリストがあります。
システム・パラメータの値は,'アクティブ'または,'現在'になります。
現在のパラメータに格納されている値の変更はSYSGENで容易にできます。 システムの実行中に目的のパラメータの値を変更するだけです。これに続くシステムの起動中に, 現在のパラメータの従来の値がアクティブ・ パラメータとして設定されます。ディスク上の現在の値を変更するには, SYSGENのWRITE CURRENTコマンドを実行します。DYNAMICカテゴリではない任意のアクティブ・ パラメータを変更するには,WRITE CURRENTコマンドを実行紙, システムを再起動します。
System Generationユーティリティ(SYSGEN)は,特権付きのシステム構成機能を実行するシステム管理ツールです。SYSGEN を使用すれば,システム・ パラメータの作成と変更,装置ドライバのロード,ページ・ファイルやスワップ・ ファイルの作成が行えます。
RUN SYS$SYSTEM:SYSGEN
SYSGENを終了するには,SYSGEN>プロンプトに対してEXITコマンドを入力するか, またはCtrl/Zを押します。SET/OUTPUTコマンドを実行すれば, SYSGENセッションの出力をファイルに格納できます。省略時の設定では, SYS$OUTPUTに出力されます。
この節では,SYSGENのコマンドについて,例を挙げて説明します。
VAXシステムに物理的につながっている装置を自動的に接続し, それらのドライバをロードします。Alphaシステムでは,SYSMAN のIO AUTOCONFIGUREコマンドを使用します。
AUTOCONFIGUREコマンドを実行するには,CMKRNL特権が必要です。
AUTOCONFIGURE アダプタ指定 AUTOCONFIGURE ALL
AUTOCONFIGURE ALLを実行すれば,システムにつながっているすべての標準装置を構成することができます。
表 19-1に示す装置タイプ・ コードでも, 付録 Kに示す標準装置名のどちらでも指定できます。 コントローラは指定できますが,ユニット番号は指定できません。 コントローラを指定しない場合,指定したすべてのタイプの装置が除外されます。 省略時の値は,アダプタ上のすべての装置です。 この修飾子を/SELECT修飾子と同時に使用しないようにしてください。
表 19-1に示す装置タイプ・ コードでも, 付録 Kに示す標準装置名のどちらでも指定できます。 コントローラは指定できますが,ユニット番号は指定できません。 コントローラを指定しない場合,指定したすべてのタイプの装置が選択されます。 省略時の値は,アダプタ上のすべての装置です。
/SELECTを/EXCLUDE修飾子と同時に使用しないようにしてください。
コード | 装置タイプ |
---|---|
CR | カード・リーダ |
CS | コンソール記憶装置 |
DB | RP05,RP06ディスク |
DD | TU58カートリッジ・テープ |
DJ | RA60ディスク |
DL | RL02カートリッジ・ディスク |
DM | RK06,RK07カートリッジ・ ディスク |
DQ | RL02 カートリッジ・ディスク,R80ディスク |
DR | RM03,RM05,RM80,RP07ディスク |
DU | UDAディスク |
DX | RX01ディスケット |
DY | RX02ディスケット |
LA | LPA11-Kラボラトリ周辺機器アクセラレータ |
LC | DMF32のライン・ プリンタ |
LP | LP11のライン・ プリンタ |
MB | メールボックス |
MF | TU78磁気テープ |
MS | TS11磁気テープ |
MT | TE16,TU45,TU77 磁気テープ |
MU | テープ・ クラス・ドライバ |
NET | ネットワーク通信論理装置 |
NL | システム「ヌル」装置 |
OP | オペレータ・コンソール |
PA | コンピュータ・インタコネクト(CI) |
PT | TU81磁気テープ |
PU | UDA-50 |
RT | 遠隔ターミナル |
TT | DZ11の会話型ターミナル |
TX | DMF32,DMZ32,DHU11,DMB32の会話型ターミナル |
XA | DR11-W汎用DMAインタフェース |
XD | DMP-11同期通信回線 |
XF | DR32インタフェース・ アダプタ |
XG | DMF32同期通信回線 |
XI | DMF-32のDR インタフェース |
XJ | DUP11同期通信回線 |
XM | DMC11同期通信回線 |
SYSGEN> AUTOCONFIGURE ALLこのコマンドはすべての標準装置を自動的に構成します。
SYSGEN> AUTOCONFIGURE ALL/SELECT=(TT,MTA,LP)このコマンドはすべてのターミナル,コントローラAのすべての磁気テープ装置, すべてのライン・プリンタを自動的に構成します。
SYSGEN> AUTOCONFIGURE ALL/EXCLUDE=XMこのコマンドは,/EXCLUDE修飾子により,DMC11装置以外のすべての装置を自動構成しています。DECnet-VAX を使用しないことを前提としています。
VAXシステムでUNIBUS装置名を要求し,AUTOCONFIGUREが使用する制御/状態レジスタ(CSR) とベクタ・アドレスを出力します。
CONFIGURE
DEVICE>
入力には,次の形式を使用します。装置は,コントローラの名前です。
装置[[,n],p]
コントローラ名の一覧を付録 K の表 K-1に記載してあります。 コントローラ名は短縮できません。
構成するUNIBUS上の装置数nと,マルチUNIBUSシステムでの以前のすべてのUNIBUS 装置上の装置数pを指定することができます。pが適用されるのは装置名だけであり, アドレスには適用されません。省略時の設定では,n は1,pは0です。
Ctrl/Zを入力するまで,SYSGENは装置を要求するプロンプトを表示します。Ctr/Z を入力すると,SYSGENは指定された装置のCSRとベクタ・アドレスを表示します。
CONFIGUREでは,システムの実際のハードウェア構成を見るのではなく, 指定したハードウェアをインストールした場合にどのCSRアドレスとベクタ・ アドレスを使用することになるかを調べます。
SYSGEN> CONFIGURE DEVICE> DZ11,3,2 DEVICE> LP11 DEVICE> DMC11,2 DEVICE> <CTRL/Z>次のデータを表示します。
Device: RK611 Name: DMA CSR: 777440 Vector: 210 Support: yes Device: LP11 Name: LPA CSR: 777514 Vector: 200 Support: yes Device: DMC11 Name: XMA CSR: 760070* Vector: 300* Support: yes Device: DMC11 Name: XMB CSR: 760100* Vector: 310* Support: yes Device: DZ11 Name: TTC CSR: 760120* Vector: 320* Support: yes Device: DZ11 Name: TTD CSR: 760130* Vector: 330* Support: yes Device: DZ11 Name: TTE CSR: 760140* Vector: 340* Support: yes * は,未使用のアドレスです。
この例では,CONFIGUREコマンドは,UNIBUSのCSRアドレスとベクタ・アドレスを計算しています。Support フィールドは,この装置をサポートするドライバをコンパックがオペレーティング・ システムに組み込んでいるかどうかを示します。
未使用のアドレスについての詳細は,付録 K を参照してください。
VAXシステムで,追加の装置のためのI/Oデータベース制御ブロックを作成します。 また,ドライバがロードされていなければ,適切なドライバをロードします。 通常は,非標準的な装置とI/Oドライバをシステムに追加するために使用されます。CMKRNL 特権が必要です。
Alphaシステムでは,SYSMANコマンドのIO CONNECTを使用してください。
CONNECT 装置名/[NO]ADAPTER=アダプタ指定/CSR=aaaa/VECTOR=nn CONNECT CONSOLE [/REMOTE]
devcu
形式の説明:
dev | 装置タイプ |
c | コントローラ |
u | ユニット |
たとえば,LPA0は,ユニット番号0のコントローラAにあるライン・プリンタ(LP) を表します。装置名を指定する場合は,末尾にコロン(:)を付けないようにしてください。
/NOADAPTERは,I/Oドライバが物理装置を扱うものではなく,疑似装置ドライバまたはテスト装置ドライバであることを指定します。
SYSGEN> CONNECT LPA0/ADAPTER=3/CSR=%O777514 - SYSGEN> /DRIVERNAME=LP2DRIVER/VECTOR=%O200このコマンドは,LPA0という名前の装置をLP2DRIVERという名前のドライバに接続し, まだロードされていなければドライバをロードします。
SYSGEN> CONNECT NET/NOADAPTER/DRIVER=NETDRIVERこのコマンドは,NETという名前の装置をドライバNETDRIVERに接続し,まだロードされていなければドライバをロードします。
ページ・ファイル,スワップ・ファイル,ダンプ・ファイルのいずれかに使用できるファイルを作成します。 通常,このコマンドは,コマンド・プロシージャSYS$UPDATE:SWAPFILES を実行することによって間接的に使用します。
CREATE ファイル指定
SYSGEN> CREATE DISK$PAGE:[NODE1]PAGEFILE.SYS /SIZE=200000このコマンドは,DISK$PAGE:というディスクの[NODE1]ディレクトリにPAGEFILE.SYS というファイルを作成します。このファイルは連続最適ファイルとして作成されます。 これは省略時の設定です。SYSGENは200,000ブロックのファイルを作成するか, またはディスク上で可能な数だけブロックを割り当て,CREATE コマンドに指定されたブロック数をファイルに完全に割り当てることができなかったことを警告するメッセージを表示します。
SYSGENコマンドのINSTALLにファイルとその使い方を指定するまで,ファイルはページングやスワッピッングのために使用されません。
ページ・ファイルまたはスワップ・ファイルのインストールを解除します。CMKRNL 特権が必要です。SYSGENのINSTALLコマンドを使用してインストールしたファイルはすべて, インストールを解除できます。
指定したファイルを使用しているプロセスがある場合,このファイルに"deinstall pending" のマークが付きます。この結果,このファイルに対する新たな割り当てや予約が発生しません。 このファイルへの参照がすべて削除されたとき, インストール解除が完了します。
"deinstall pending"状態にあるファイルは,DCLコマンドSHOW MEMORY /FILESで表示できます。
DEINSTALL ファイル指定 DEINSTALL/ALL DEINSTALL/INDEX=n
他のパラメータや修飾子は使用できません。
他のパラメータや修飾子は,使用できません。
SYSGEN> DEINSTALL DRA1:[SYSEXE]PAGEFILE.SYS /PAGEFILE
SYSGENによるパラメータ値のチェックを禁止します。省略時の設定では, 範囲チェックが許可されます。
DISABLE CHECKS
SETコマンドで変更したパラメータ値をSYSGENが許容範囲内に維持することを指示します。 省略時の設定では,範囲チェックが許可されます。
ENABLE CHECKS
ページ・ファイルまたはスワップ・ファイルを新たにインストールします。CMKRNL 特権が必要です。
INSTALL ファイル指定
SYSGEN> INSTALL DRA1:[SYSEXE]PAGEFILE.SYS /PAGEFILE
VAXシステムでは,入出力ドライバをロードします。Alphaシステムでは, SYSMANのIO LOADコマンドを使用します。
LOADコマンドを実行するには,CMKRNL特権が必要です。
LOAD ファイル指定
すでにロードされているドライバとまったく同じファイルを指定した場合, ドライバはロードされません。すでにロードされているドライバとファイル名だけは同じでもファイル指定が異なる場合, すでにロードされているドライバが指定したドライバと置換されます。
省略時のファイル・タイプはEXEです。
SYSGEN> LOAD SYS$SYSTEM:RTTDRIVERこのコマンドはリモート・ターミナルの標準ドライバをロードします。
[1]このマニュアルはアップデートされていませんが, PostScript形式とDECW$BOOK (Bookreader)形式のマニュアルがOpenVMS Documentation CD-ROMに含まれています。製本体のマニュアルはDECdirect (800-354-4825) を通してお買求めいただけます。
OpenVMS VAXシステムにおいて,MSCPサーバをロードし始動します。
このMSCPサーバ・ロード方法は,SYSGENのMSCP_LOADパラメータによって制御されます。MSCP サーバをロードする場合,MSCP_LOADパラメータを1 に設定します。サーバの処理対象ディスクをMSCP_SERVE_ ALLパラメータを付けて定義します。MSCPパラメータについては,付録 J を参照してください。
MSCP
VAXシステムにおいて,ロードされている装置ドライバを新しいバージョンと置換します。
RELOADコマンドを実行するには,CMKRNL特権が必要です。
RELOAD ファイル指定
SYSGEN> RELOAD SYS$SYSTEM:RTTDRIVERこのコマンドはリモート・ターミナルのドライバを再ロードします。
[1]このマニュアルはアップデートされていませんが, PostScript形式とDECW$BOOK (Bookreader)形式のマニュアルがOpenVMS Documentation CD-ROMに含まれています。製本体のマニュアルはDECdirect (800-354-4825) を通してお買求めいただけます。
SYSGENワーク・エリアのシステム・パラメータに値を設定します。
このコマンドは,パラメータ・ファイル,ディスク上の現在のシステム・ パラメータ,アクティブ・システムは変更しません。これらを変更する方法については,WRITE コマンドを参照してください。
SETパラメータ名 値
キーワードDEFAULTは,パラメータの省略時の値を指定します。SYSGENのSHOW [ パラメータ]コマンドを実行すれば,パラメータの最大値,最小値, 省略時の値を表示できます。
16進基数や8進基数を指定できるパラメータもあり,ASCII文字列を指定できるパラメータもあります。8 進値で指定する場合は%0,16進値で指定する場合は%X を値の前に付けます。ASCII文字列を指定する場合,文字列を二重引用符(" ") で囲みます。
SYSGEN> SET PFCDEFAULT 20このコマンドは,PFCDEFAULTパラメータの値として20を割り当てます。
SYSGEN> SET GBLSECTIONS DEFAULTこのコマンドは,省略時の値40をGBLSECTIONSパラメータに設定しています。
セッション中の出力に使用するファイルを指定します。省略時の設定ではSYS$OUTPUT に出力されますが,SET/OUTPUTコマンドを指定すればディスク・ ファイルに出力できます。
SET/OUTPUT=SYS$OUTPUTコマンドを実行すれば,いつでもSYS$OUTPUTに出力することができます。
SET/OUTPUT[=] ファイル指定
SYSGEN> SET/OUTPUT=PARAMS.LIS SYSGEN> SHOW/ALL SYSGEN> SHOW/SPECIAL SYSGEN> EXITコンパックで予約しているSPECIALパラメータを含むすべてのシステム・ パラメータとそれらの値をPARAMS.LISファイルに出力しています。
以降のブートで使用するパラメータ・ファイルに対応づける汎用スタートアップ・ コマンド・プロシージャを指定します。
SET/STARTUP ファイル指定
SYSGEN> SET/STARTUP SYS$SYSTEM:XSTARTUP.COMこのコマンドは,現在の汎用スタートアップ・コマンド・プロシージャとして, SYS$SYSTEM:XSTARTUP.COMを設定しています。
VAXシステムにおいて,指定したプロセッサまたは別のプロセッサによってすでに初期化されているマルチポート・ メモリ・ユニットに,指定したプロセッサを接続します。 初期化されていないマルチポート・メモリ・ユニットの番号と名前を指定した場合, エラーとなります。
SHAREコマンドを実行するには,CMKRNL特権が必要です。
SHARE MPMn MPM名
SYSGEN> SHARE MPM1 SHR_MEM_1このコマンドは,マルチポート・メモリ・ユニットを接続しています。修飾子は指定されていないので, すべてのパラメータに省略時の値が適用されます。
フロント・パネルに1と記されているユニットの場合,SHR_MEM_1という名前で初期化しなければコマンドが動作しません。
VAXシステムにおいて,マルチポート・メモリ・ユニットを初期化し, SYSGEN実行中のプロセッサに接続します。
SHARE/INITIALIZEコマンドを実行するには,CMKRNL特権が必要です。
SHARE/INITIALIZE MPMn MPM名
SYSGEN> SHARE MPM1 SHR_MEM_1/INITIALIZE - SYSGEN> /GBLSECTIONS=128/MAILBOXES=64/CEFCLUSTERS=0このコマンドは,マルチポート・メモリ・ユニットを初期化しています。 グローバル・セクション,メール,共通イベント・フラグ・クラスタ以外のパラメータには, 省略時の値が使用されています。マルチポート・メモリ・ ユニットのフロント・パネルに記載されている番号は1,ユニット名はSHR_MEM_1 であることを仮定しています。
SYSGENワーク・エリアに格納されているシステム・パラメータ値をはじめ, これらのパラメータの省略時の値,最小値,最大値,単位を表示します。
SHOW [パラメータ名]
SHOW/XMI=BIindexコマンドを実行するには,CMEXEC特権が必要です。
パラメータ名を短縮した場合,短縮名に一致する最初のパラメータが表示されます。 曖昧さのチェックは行われません。たとえばSHOW GBLを実行するとGBLSECTIONS パラメータが表示されます。GBLPAGFILパラメータを表示するには,GBLPAGES パラメータと混同されないようにするため,SHOW GBLPAGFと指定する必要があります。
ピリオド(.)を使用すれば,最後のSETパラメータ名またはSHOW [パラメータ] コマンドで指定したシステム・パラメータを取り出せます。
SYSGEN> SHOW GBLSECTIONSまずGBLSECTIONSパラメータの値を表示し,次にピリオドでパラメータを参照して現在の値を110 に設定しています。次のSHOWコマンドでも,変更があったことをピリオドで確認しています。GBLSECTIONS 100 40 20 -1 Sections SYSGEN> SET . 110 SYSGEN> SHOW . GBLSECTIONS 110 40 20 -1 Sections
SYSGEN> SHOW/ACPVAXシステムにおいて,この例のコマンドは次の出力を作成します。
Parameters in use: Active Parameter Name Current Default Minimum Maximum Unit Dynamic ACP_MULTIPLE 0 1 0 1 Boolean D ACP_SHARE 1 1 0 1 Boolean ACP_MAPCACHE 52 8 1 -1 Pages D ACP_HDRCACHE 138 128 2 -1 Pages D ACP_DIRCACHE 138 80 2 -1 Pages D ACP_DINDXCACHE 37 25 2 -1 Pages D ACP_WORKSET 0 0 0 -1 Pages D ACP_FIDCACHE 64 64 0 -1 File-Ids D ACP_EXTCACHE 64 64 0 -1 Extents D ACP_EXTLIMIT 300 300 0 1000 Percent/10 D ACP_QUOCACHE 130 64 0 -1 Users D ACP_SYSACC 4 8 0 -1 Directories D ACP_MAXREAD 32 32 1 64 Blocks D ACP_WINDOW 7 7 1 -1 Pointers D ACP_WRITEBACK 1 1 0 1 Boolean D ACP_DATACHECK 2 2 0 3 Bit-mask D ACP_BASEPRIO 8 8 4 31 Priority D ACP_SWAPFLGS 14 15 0 15 Bit-mask D ACP_XQP_RES 1 1 0 1 Boolean ACP_REBLDSYSD 0 1 0 1 Boolean
SYSGEN> SHOW/ACP/HEX次のように,ACPシステム・パラメータ値を16進表記で出力しています。
Parameters in use: Active Parameter Name Current Default Minimum Maximum Unit Dynamic ACP_MULTIPLE 00000000 00000001 00000000 00000001 Boolean D ACP_SHARE 00000001 00000001 00000000 00000001 Boolean ACP_MAPCACHE 00000034 00000008 00000001 FFFFFFFF Pages D ACP_HDRCACHE 0000008A 00000080 00000002 FFFFFFFF Pages D ACP_DIRCACHE 0000008A 00000050 00000002 FFFFFFFF Pages D ACP_DNDXCACHE 00000025 00000019 00000002 FFFFFFFF Pages D ACP_WORKSET 00000000 00000000 00000000 FFFFFFFF Pages D ACP_FIDCACHE 00000040 00000040 00000000 FFFFFFFF File-Ids D ACP_EXTCACHE 00000040 00000040 00000000 FFFFFFFF Extents D ACP_EXTLIMIT 0000012C 0000012C 00000000 000003E8 Percent/10 D ACP_QUOCACHE 00000082 00000040 00000000 FFFFFFFF Users D ACP_SYSACC 00000004 00000008 00000000 FFFFFFFF Directories D ACP_MAXREAD 00000020 00000020 00000001 00000040 Blocks D ACP_WINDOW 00000007 00000007 00000001 FFFFFFFF Pointers D ACP_WRITEBACK 00000001 00000001 00000000 00000001 Boolean D ACP_DATACHECK 00000002 00000002 00000000 00000003 Bit-mask D ACP_BASEPRIO 00000008 00000008 00000004 0000001F Priority D ACP_SWAPFLGS 0000000E 0000000F 00000000 0000000F Bit-mask D ACP_XQP_RES 00000001 00000001 00000000 00000001 Boolean ACP_REBLDSYSD 00000000 00000001 00000000 00000001 Boolean
SYSGEN> SHOW/PQLAlphaシステムにおいて,この例のコマンドは次の出力を作成します。
Parameters in use: Active Parameter Name Current Default Min. Max. Unit Dynamic -------------- ------- ------- ------- ------- ---- ------- PQL_DASTLM 24 24 -1 -1 Ast D PQL_MASTLM 4 4 -1 -1 Ast D PQL_DBIOLM 32 32 -1 -1 I/O D PQL_MBIOLM 4 4 -1 -1 I/O D PQL_DBYTLM 65536 65536 -1 -1 Bytes D PQL_MBYTLM 1024 1024 -1 -1 Bytes D PQL_DCPULM 0 0 -1 -1 10Ms D PQL_MCPULM 0 0 -1 -1 10Ms D PQL_DDIOLM 32 32 -1 -1 I/O D PQL_MDIOLM 4 4 -1 -1 I/O D PQL_DFILLM 128 128 -1 -1 Files D PQL_MFILLM 2 2 -1 -1 Files D PQL_DPGFLQUOTA 65536 65536 -1 -1 Pagelets D internal value 4096 4096 0 -1 Pages D PQL_MPGFLQUOTA 2048 2048 -1 -1 Pagelets D internal value 128 128 128 -1 Pages D PQL_DPRCLM 32 32 -1 -1 Processes D PQL_MPRCLM 0 0 -1 -1 Processes D PQL_DTQELM 16 16 -1 -1 Timers D PQL_MTQELM 0 0 -1 -1 Timers D PQL_DWSDEFAULT 2000 2000 -1 -1 Pagelets internal value 125 125 0 -1 Pages PQL_MWSDEFAULT 2000 2000 -1 -1 Pagelets internal value 125 125 125 -1 Pages PQL_DWSQUOTA 4000 4000 -1 -1 Pagelets D internal value 250 250 0 -1 Pages D PQL_MWSQUOTA 4000 4000 -1 -1 Pagelets D internal value 250 250 250 -1 Pages D PQL_DWSEXTENT 12000 12000 -1 -1 Pagelets D internal value 750 750 0 -1 Pages D PQL_MWSEXTENT 4000 4000 -1 -1 Pagelets D internal value 250 250 250 -1 Pages D PQL_DENQLM 64 64 -1 -1 Locks D PQL_MENQLM 4 4 -1 -1 Locks D PQL_DJTQUOTA 1024 1024 -1 -1 Bytes D PQL_MJTQUOTA 0 0 -1 -1 Bytes D
VAXシステムにおいて,アダプタの関係番号と総称をすべて表示します。
SHOW/ADAPTERコマンドを実行するには,CMEXEC特権が必要です。
SHOW/ADAPTER
SYSGEN> SHOW/ADAPTERSYSGENのSHOW/ADAPTERコマンドで出力される表示例です。
CPU Type: 11/780 Nexus Generic Name or Description 1 16K memory, non-interleaved 3 UB0 8 MB0 9 MB1
VAXシステムでは,アダプタの関係番号と総称をすべて表示します。Alpha システムでは,SYSMANのIO SHOW BUSコマンドを使用します。
SHOW/BUSコマンドを実行するには,CMEXEC特権が必要です。
SHOW/BUS
VAXシステムにおいて,装置構成情報を表示します。
SHOW/CONFIGURATIONコマンドを実行するには,CMEXEC特権が必要です。
SHOW/CONFIGURATION
未使用アドレスから装置を削除する際,他の装置のCSRアドレスとベクタ・ アドレスにジャンパをもう一度行う必要はありません。その方法は, 次のとおりです。
システムをシャットダウンしてボードを取り外す必要がある場合でも, システムを再ブートしたときにSYS$SYSTEM:STARTUP.COMが出力ファイルを実行するので, システムはUNIBUS装置とMASSBUS装置を自動的に設定します。
主なリリースにはすべて,新しいバージョンのSYS$SYSTEM:STARTUP.COMが用意されているので,SYS$SYSTEM:STARTUP.COM に手を加えていた場合は, 新しいバージョンをインストールした後でもう一度変更作業を行う必要があります。
SYSGEN> SHOW/CONFIGURATION現在のシステム入出力データベースを表示しています。次の例は,VS3100 と6000-400システム上でのこのコマンドによる典型的な表示です。
System CSR and Vectors on 23-OCT-1998 16:39:28.74 Name: OPA Units: 1 Nexus:0 (410) Name: PKB Units: 1 Nexus:0 (410) Name: TTA Units: 4 Nexus:0 (410) Name: PKA Units: 1 Nexus:0 (410) Name: ESA Units: 3 Nexus:0 (410) Name: GCA Units: 1 Nexus:0 (410) System CSR and Vectors on 23-OCT-1998 16:31:47.12 Name: PAA Units: 1 Nexus:48 (CI ) Name: PAB Units: 1 Nexus:64 (CI ) Name: PAC Units: 1 Nexus:64 (CI ) Name: PAD Units: 1 Nexus:176 (CI ) Name: FXA Units: 2 Nexus:192 (GXM) Name: ETA Units: 3 Nexus:213 (BVP) Name: PAE Units: 1 Nexus:228 (CI ) Name: PBA Units: 1 Nexus:237 (BVP) Name: TXA Units: 16 Nexus:211 (DMB)
SYSGEN> SHOW/CONFIGURATION/COMMAND_FILE/OUTPUT=CONFIG.COMこのコマンドは,すべての装置データをCONNECT/ADAPTER=アダプタ指定 コマンドにフォーマッティングし,これらのコマンドをCONFIG.COM ファイルに書き込んでいます。次のようなコマンド・ファイルが出力されます。
$ RUN SYS$SYSTEM:SYSGEN AUTOCONFIGURE 4 AUTOCONFIGURE 5 CONNECT DMA0 /ADAP=8 /CSR=%O777440 /VECT=%O210 /NUMV=01 /DRIVER=DMDRIVER CONNECT DMA1 /ADAP=8 /CSR=%O777440 /VECT=%O210 /NUMV=01 /DRIVER=DMDRIVER CONNECT LPA0 /ADAP=8 /CSR=%O777514 /VECT=%O200 /NUMV=01 /DRIVER=LPDRIVER CONNECT DYA0 /ADAP=8 /CSR=%O777170 /VECT=%O264 /NUMV=01 /DRIVER=DYDRIVER CONNECT DYA1 /ADAP=8 /CSR=%O777170 /VECT=%O264 /NUMV=01 /DRIVER=DYDRIVER CONNECT XMA0 /ADAP=8 /CSR=%O760070 /VECT=%O300 /NUMV=02 /DRIVER=XMDRIVER CONNECT XMB0 /ADAP=8 /CSR=%O760100 /VECT=%O310 /NUMV=02 /DRIVER=XMDRIVER CONNECT XMC0 /ADAP=8 /CSR=%O760110 /VECT=%O320 /NUMV=02 /DRIVER=XMDRIVER CONNECT TTA0 /ADAP=8 /CSR=%O760130 /VECT=%O330 /NUMV=02 /DRIVER=DZDRIVER CONNECT TTA1 /ADAP=8 /CSR=%O760130 /VECT=%O330 /NUMV=02 /DRIVER=DZDRIVER CONNECT TTA2 /ADAP=8 /CSR=%O760130 /VECT=%O330 /NUMV=02 /DRIVER=DZDRIVER . . . CONNECT TTF7 /ADAP=8 /CSR=%O760200 /VECT=%O400 /NUMV=02 /DRIVER=DZDRIVER
VAXシステムにおいて,システムにロードされている装置ドライバのすべての情報, 接続されている装置,入出力データベースを表示します。アドレスはすべて16 進の仮想アドレスです。Alphaシステムでは,SYSMANユーティリティのIO SHOW DEVICE コマンドを使用します。
SHOW/DEVICEコマンドを実行するには,CMEXEC特権が必要です。
SHOW/DEVICE =装置ドライバ
Driver | ドライバの名前 |
Start | ドライバの開始アドレス |
End | ドライバの終了アドレス |
Dev | ドライバに接続されている各装置の名前 |
DDB | 装置の装置データ・ブロックのアドレス |
CRB | 装置のチャネル要求ブロックのアドレス |
IDB | 装置の割り込みディスパッチ・ ブロックのアドレス |
Unit | 装置上の各ユニットの番号 |
UCB | 各ユニットのユニット制御ブロックのアドレス |
ドライバ名を省略した場合,システムにロードされているすべての装置ドライバの情報が表示されます。
SYSGEN> SHOW/DEVICE=DBDRIVERこのコマンドは,DBDRIVERについて,次の情報を表示します。
__Driver_____Start____End____Dev___DDB______CRB______IDB_____Unit__UCB___ DBDRIVER 80082390 80082A7E DBA 80000848 800988C0 80098920 0 8000087C 1 8008A4F0 2 8008A590 5 8008A630 7 8008A6D00
VAXシステムにおいて,システムにロードされている指定した装置ドライバの開始アドレスと終了アドレスを表示します。
SHOW/DRIVER =装置ドライバ
SHOW/DRIVERコマンドを実行するには,CMEXEC特権が必要です。
SHOW/DRIVERコマンドは,指定した装置ドライバについて次の情報を表示します。
Driver | 装置ドライバの名前 |
Start | 装置ドライバの開始アドレス |
End | 装置ドライバの終了アドレス |
SYSGEN> SHOW/DRIVERこのコマンドは,すべてのドライバの開始アドレスと終了アドレスを,次のように表示します。
__Driver_____Start____End___ RTTDRIVER 800C1060 800C1960 NETDRIVER 800BAFD0 800BD4B0 TMDRIVER 800B3950 800B4BF0 DRDRIVER 800B2950 800B3290 DDDRIVER 800B1740 800B2060 DLDRIVER 800B0D10 800B15A0 DMDRIVER 800B0070 800B0990 LCDRIVER 800AFC50 800AFFB0 YCDRIVER 800AED20 800AF3E0 XGDRIVER 800AC3F0 800AE9E0 XDDRIVER 800AA5A0 800AC380 DZDRIVER 800A4F30 800A59B0 XMDRIVER 800A3E10 800A4A50 DYDRIVER 800A3300 800A3C30 LPDRIVER 800A2E90 800A3300 DBDRIVER 800DE7A0 800DEFB7 TTDRIVER 800DC770 800DE79B OPERATOR 80001650 80001F8B NLDRIVER 80001626 80001D20 MBDRIVER 800015FC 80001CBE
現在の汎用スタートアップ・コマンド・プロシージャの名前を表示します。
SHOW/STARTUP
SYSGEN> SHOW/STARTUP Startup command file = SYS$SYSTEM:STARTUP.COMこのコマンドは,汎用スタートアップ・コマンド・プロシージャの名前を表示しています。
VAXシステムにおいてTURBOchannel上の装置の関係番号を表示します。
SHOW/TURBOCHANNEL
SYSGEN> SHOW/TURBOCHANNEL以下は,SHOW/TURBOCHANNELコマンドの表示例です。
TURBOCHANNEL: Device Name Nexus Number TC Slot PMAQT-AA 00000000 00000001
VAXシステムにおいて,アドレス指定できるUNIBUS入出力空間内アドレスを表示します。
SHOW/UNIBUSコマンドを実行するには,CMKRNL特権が必要です。
SHOW/UNIBUS
SYSGEN> SHOW/UNIBUS/ADAPTER=4関係番号4のアドレスを,次のように表示します。
**UNIBUS map for nexus #4 on 30-JUN-1998 14:19:38.00 ** Address 760070 (8001F838) responds with value 9B6E (hex) Address 760072 (8001F83A) responds with value 0340 (hex) Address 760074 (8001F83C) responds with value 403C (hex) Address 760076 (8001F83E) responds with value 0240 (hex) Address 760100 (8001F840) responds with value 8000 (hex) Address 760102 (8001F842) responds with value 0340 (hex) Address 760104 (8001F844) responds with value 7DAC (hex) Address 760106 (8001F846) responds with value 000A (hex) Address 760110 (8001F848) responds with value 8000 (hex) Address 760112 (8001F84A) responds with value 0340 (hex) Address 760114 (8001F84C) responds with value AD5C (hex) Address 760116 (8001F84E) responds with value 000A (hex) Address 760130 (8001F858) responds with value 9B6E (hex) Address 760132 (8001F85A) responds with value 030D (hex) Address 760134 (8001F85C) responds with value FF00 (hex) Address 760136 (8001F85E) responds with value CECE (hex) Address 760140 (8001F860) responds with value 4060 (hex) Address 760142 (8001F862) responds with value 0761 (hex) Address 760144 (8001F864) responds with value FF00 (hex) . . .
Ctrl/C,Ctrl/O,Ctrl/Y,Ctrl/Zのエコー文字列を,システム単位で変更します。
TERMINAL/ECHO
ファイルを編集し,TERMINALコマンドを実行すると,指定した変更内容が有効となります。
システム・パラメータの値とサイトから独立したスタートアップ・コマンド・ プロシージャの名前を使用して,SYSGEN作業領域を初期化し,既存の値を変更します。 ユーティリティを起動するときに,SYSGEN作業領域の初期値がアクティブ値になります。
パラメータ値とプロシージャ名の両方のソースを指定します。これらはパラメータ・ ファイル,ディスク上の現在のシステム・パラメータ・ファイル, メモリのアクティブ・システム,省略時のリストのいずれかから検索できます。
USE ファイル指定
ファイル指定の代わりに,次のキーワードのいずれかを指定することができます。
VAXシステムでは,システム・パラメータ・ファイルはSYS$SYSTEM:VAXVMSSYS.PAR です。
Alphaシステムでは,システム・パラメータ・ファイルはSYS$SYSTEM:ALPHAVMSSYS.PAR です。
システムをハングさせる可能性のある未調整のレイヤード・プロダクトがシステム上にあるような場合, すべてのレイヤード・プロダクトを起動させないでシステムを起動するには, STARTUP_P1 システム・パラメータを"MIN" に設定します。
SYSGEN> SET STARTUP_P1 "MIN"
SYSGEN> USE SYS$SYSTEM:SPECIALこのコマンドは既存のパラメータ・ファイルSYS$SYSTEM:SPECIAL.PARを使用します。
SYSGEN> USE DEFAULT SYSGEN> STARTUP_P1 "MIN"最初のコマンドは省略時のパラメータ値を使用して,SYSGEN作業領域を初期化します。2 番目のコマンドはSTARTUP_P1パラメータを"MINIMUM"に設定します。
システム・パラメータ値とサイトから独立したスタートアップ・コマンド・ プロシージャの名前をSYSGEN作業領域からパラメータ・ファイル,ディスク上の現在のシステム・ パラメータ・ファイル,メモリのアクティブ・ システムのいずれかに書き込みます。
WRITE ファイル指定
ファイル指定の代わりに,次のキーワードのいずれかを指定することができます。
VAXシステムでは,システム・パラメータ・ファイルはSYS$SYSTEM:VAXVMSSYS.PAR です。
Alphaシステムでは,システム・パラメータ・ファイルはSYS$SYSTEM:ALPHAVMSSYS.PAR です。
WRITE CURRENTコマンドを使用するには,SYSPRV特権が必要です。
WRITE ACTIVEコマンドを使用するには,CMKRNL特権が必要です。
VAXシステムにおいて,SYSGEN内のセキュリティ監査では,システム・パラメータ・ ファイルVAXVMSSYS.PARの変更の報告方法が変更されました。 次の例に示すように,このようなイベントを通知するために,ファイルに対してアクセス制御リスト(ACL) を設定すれば,システム管理者はファイル変更の通知を受信できます。
$ SET ACL/ACL=(ALARM=SECURITY,ACCESS=WRITE+FAILURE+SUCCESS)- _$ SYS$SYSTEM:VAXVMSSYS.PAR
ACLの設定についての詳しい説明は,『OpenVMSユーザーズ・マニュアル』と『OpenVMS Guide to System Security』を参照してください。
Alphaシステムでは,WRITE ACTIVEコマンドとWRITE CURRENTコマンドはどちらもOPCOM にメッセージを送信し,イベントを記録します。
SYSGEN> WRITE SYS$SYSTEM:SPECIALこのコマンドは新しいパラメータ指定ファイル,SYS$SYSTEM:SPECIAL.PAR を作成します。
SYSGEN> WRITE CURRENT
VAXシステムでは,この例のコマンドはディスクの現在のシステム・パラメータ・ ファイル(SYS$SYSTEM:VAXVMSSYS.PAR)を変更します。
Alphaシステムでは,この例のコマンドはディスクの現在のシステム・ パラメータ・ファイル(SYS$SYSTEM:ALPHAVMSSYS.PAR)を変更します。
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