日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS
インストレーションおよび構成ガイド


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プロシージャはインストレーションの検証を行ったのち,終了します。

2.1.3 インストレーション完了後の作業

外部認証イメージのみをインストールした場合は,「 第 5.7 節, 外部認証のセットアップ 」で説明している外部認証を有効にする処理へ進むことができます。他のインストレーションでは,インストレーションの完了後,次の処理を行います。

  1. システムで日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS の以前のバージョンを実行していた場合には,必要であれば, Advanced Server を起動する前にシステムをリブートします。リブートが必要な状況については,「 例 2-3, サンプルのインストレーション・プロシージャ---パート 3 」の後の説明を参照してください。
  2. 第 3 章 に進んで日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS を構成します。

インストレーションが完了した後,次のコマンドを入力すると,インストールされた日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS ファイルの一覧を表示することができます。


$ PRODUCT LIST ADVANCEDSERVERJA /SOURCE=directory-path

このとき,directory-path には,日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS キットが入っているソース・ドライブのディスクおよびディレクトリ名を指定します。たとえば,/SOURCE=DAD$100:[ASOVMS073]のように指定します。ソース修飾子を指定しなければ,POLYCENTER Software Installation ユーティリティは,論理名 PCSI$SOURCEで定義される位置を検索します。論理名が定義されていない場合,ユーティリティは現在の省略時のディレクトリを検索します。

2.2 インストレーション時の問題のトラブルシューティング

以降の各項では,日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS ソフトウェアを適切でない環境にインストールした場合に発生する可能性のある問題をいくつか説明します。

2.2.1 VAXシステム上への日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS ソフトウェアのインストレーション

Advanced Server は,OpenVMS VAXシステム上では稼動しません。 Advanced Server をVAXシステムにインストールしようとすると, POLYCENTER Software Installationユーティリティが次のエラー・メッセージを表示して,インストレーションを終了します。


Advanced Server V7.3 for OpenVMS does not run on OpenVMS VAX 
systems. 
You can install this product on OpenVMS Alpha systems only. 
 

2.2.2 別の Advanced Server イメージを実行しているシステムへの日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS のインストール

日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS を, PATHWORKS for OpenVMS または日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS イメージを実行中のシステム (またはクラスタ内のノード)にインストールしようとすると,インストレーション・プロシージャは次のようなメッセージを表示します。


      Advanced Server V7.3 for OpenVMS cannot be installed while 
      any Pathworks or Advanced Server processes are running. 
      If this node is part of a cluster, no node of the cluster 
      can be running any of those images. 
 
At least one of the preconditions for installation have not been met. 
 
See the Installation Guide for more information 
%PCSI-E-S_OPFAIL, operation failed 
%PCSIUI-E-ABORT, operation terminated due to an unrecoverable error condition 

これらのサーバ・イメージの実行を停止した後,インストレーション・プロシージャを再起動します。

2.2.3 システム・ディスクの制限事項

インストレーション・プロシージャが PATHWORKS (NetWare) ファイルを検出すると,プロシージャはユーザに通知し,それらのファイルを削除してインストレーション・プロシージャを再起動するように要求します。インストレーション・プロシージャがSYS$SPECIFIC: ディレクトリで PATHWORKS for OpenVMS ファイルまたはいずれかの Advanced Server ファイルを検出した場合も同様です。 システム・メモリでイメージ (「 例 2-3, サンプルのインストレーション・プロシージャ---パート 3 」にあるようなPWRK$STREAMSOS_V*.EXE ファイルなどが検出された場合には,プロシージャは続行し,日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS を起動する前にリブートする必要があることを通知します。

2.2.4 PATHWORKS for OpenVMS (Advanced Server) V6.0A以前のバージョンのあるシステムへの日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS のインストール

システムにV6.0A以前のバージョンの PATHWORKS for OpenVMS (Advanced Server) がインストールされている場合,インストレーション・プロシージャは次のメッセージを表示します。


The migration path from PATHWORKS V6.0 to the Advanced 
Server is valid, but not recommended. Do you want to 
continue with the installation? [YES]: 

できるだけPATHWORKS for OpenVMS (Advanced Server) V 6.0C以降から Advanced Server V7.3 for OpenVMS にアップグレードするようにしてください。サーバの以前のバージョンからアップグレードするには, Advanced Server V7.3 for OpenVMS をインストールする前に,「 第 1.1.2 項,日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS にアップグレードする場合 」で説明する移行パスに従います。

2.3 次のステップ

続行する場合は,インストールしているサーバに応じて,次のいずれかを行います。

インストールしているサーバ 参照する章
完全な Advanced Server 第 3 章, Advanced Serverの構成
スタンドアロンLicense Server 第 4 章, スタンドアロンLicense Serverの構成と起動
スタンドアロン外部認証ソフトウェア 第 5.7 節, 外部認証のセットアップ および『 OpenVMS Guide to System Security 』を参照


第 3 章
Advanced Serverの構成

この章では, Advanced Server の構成方法について説明します。この章は,次の節から構成されます。

3.1 Advanced Serverの構成プロシージャについて

Advanced Server の初期構成プロシージャ PWRK$CONFIG.COMは,日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS のインストレーション・プロシージャによってインストールされます。

インストレーション・プロシージャと同様,構成プロシージャも (プロンプトを表示することにより)一連の質問を行います。プロシージャは,入力された答えを使用して Advanced Server を構成します。

PWRK$CONFIG プロシージャを使用して,あとでいつでもサーバを構成することができます。スクリプトの内容は,最初の構成の後,変更されることに注意してください。

3.1.1 構成プロシージャの動作

PWRK$CONFIGは,次のことを行うコマンド・プロシージャです。

サーバをインストールした後,サーバを起動できるようにするには, PWRK$CONFIG構成プロシージャを実行する必要があります。OpenVMS Clusterでは,サーバを起動する前に,サーバを実行しようとする各ノードで,PWRK$CONFIGを実行しなければなりません。 OpenVMS Clusterのノードは,ドメインにおいて1つの単位として機能しますが,構成のためにはそれらを個別の単位として扱います。

3.2 LANMAN.INIパラメータのOpenVMSレジストリへの移行

PATHWORKS for OpenVMS と日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS サーバは,サーバ・パラメータを異なる位置に保存します。 PATHWORKS for OpenVMS サーバは,LANMAN.INIファイルを使用してサーバ構成パラメータを保存します。日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS は,Windows NTレジストリに似たOpenVMS レジストリを使用します。 OpenVMSレジストリにおけるサーバ構成パラメータの管理についての詳細は,『 Compaq Advanced Server for OpenVMS Server Administrator's Guide 』を参照してください。

PATHWORKS for OpenVMSから日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS にシステムをアップグレードする場合,インストレーションの後でPWRK$CONFIG.COM構成プロシージャを初めて実行したときに,既存のLANMAN.INIファイルにあるパラメータや設定がOpenVMSレジストリに移行されます ( 日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS は,パラメータ設定をLANMAN.INIファイルからは読み込みません)。パラメータはOpenVMSレジストリに移行された後,レジストリで管理することができます。それ以降,システムが PATHWORKS for OpenVMS を再度実行した場合,LANMAN.INIファイルが保持されます。

PWRK$CONFIG.COM構成プロシージャは,パラメータの1度限りの移行を実行します。パラメータがレジストリに移行されるとき,PWRK$CONFIGプロシージャが LanmanIniMigrated値に関連づけられているデータを OpenVMSレジストリに設定します。この値が存在し,それに関連づけられたデータを持つ場合, PWRK$CONFIGプロシージャは,パラメータ移行プロセスを省略します。

次のコマンドを使用して,OpenVMSレジストリにある値とそれに関連づけられたデータを表示することができます。


$ REGUTL :== $SYS$SYSTEM:PWRK$REGUTL.EXE 
 
$ REGUTL SHOW VALUE * LANMANINIMIGRATED 

次の例では,LanmanIniMigrated値について表示されているデータは,パラメータが2000年10月29日に移行されたことを示しています。


Key: SYSTEM\CurrentControlSet\Services\AdvancedServer\Parameters 
Value: LanmanIniMigrated 
Type: String 
Current Data: LANMAN.INI migrated on 29-OCT-2000 15:31:48.90 

次の例は,PATHWORKS for OpenVMSを構成したことがないシステムに日本語 Compaq Advanced Server for OpenVMS を構成している場合 (つまり,PATHWORKS for OpenVMSからアプップグレードしているのではない場合), LanmanIniMigrated値について表示されるデータを示しています。


REGUTL> SHOW VALUE * LANMANINIMIGRATED 
 
Key: SYSTEM\CurrentControlSet\Services\AdvancedServer\Parameters 
Value: LanmanIniMigrated 
Type: String 
Current Data: No LANMAN.INI to migrate on  29-OCT-2000 15:31:48.90 

PWRK$REGUTLユーティリティを使用してOpenVMSレジストリにあるサーバ構成パラメータを管理する方法についての詳細は,『 Compaq Advanced Server for OpenVMS Server Administrator's Guide 』を参照してください。

3.3 Advanced Server構成プロシージャを起動する前に

PWRK$CONFIGコマンド・プロシージャを起動する前に,次の事項を確認します。

3.3.1 どのOpenVMSディスク・デバイスに Advanced Server データ・ファイルを格納するか?

データ・ファイルには,次のものがあります。

省略時には,構成プロシージャは,データ・ファイルをシステム・デバイス(SYS$SYSDEVICE)にコピーします。ただし,指定できるのは,未使用ブロックが最低85,000あるディスク領域を持つ既存のOpenVMSディスク・デバイスです。必要な容量はインストールするコンポーネントによって異なります。

Advanced Server データ・ファイルのディスクを選択する場合,次のことに注意してください。

3.3.2 今すぐシステム構成パラメータを変更するか?

システム構成パラメータを変更するためのプロンプトに"YES"と答えると,構成マネージャが起動します。構成マネージャは,サーバに同時に接続できるクライアントの最大数やサーバが使用できる物理メモリの割合,およびサーバが使用するネットワーク・トランスポートなどのシステム環境構成パラメータの設定を変更したり確認したりするためのユーティリティです。

Advanced Server の起動後も,構成マネージャを使用してシステム構成パラメータの設定を変更することができます。詳細については,『 Compaq Advanced Server for OpenVMS Server Administrator's Guide 』を参照してください。「 付録 B.2 節,Advanced Server 構成プロシージャの例 」には,PWRK$CONFIGの実行中にシステム構成パラメータの設定を変更する場合に表示される基本的な構成マネージャの画面を示しています。

3.3.2.1 バックアップ・ドメイン・コントローラまたはメンバ・サーバ用のトランスポートの構成

サーバをバックアップ・ドメイン・コントローラ(BDC)またはメンバ・サーバとして構成する場合,プライマリ・ドメイン・コントローラ(PDC)でも実行されるトランスポートを最低1つ選択する必要があります。そうでなければ,構成が失敗します。

トランスポートがワイド・エリア・ネットワークの中のサーバ上で動作するよう選択する場合,次の事項に注意してください。


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